月刊自動認識2023年5月号連載記事

月刊自動認識5月号の概要

はじめに

 筆者の簡単な履歴紹介し、政府の掲げる「誰一人取り残さないデジタル化を」について。幾つかの課題を考えてみたい。

パソコンやスマホのアクセシビリティ(利用しやすさ)機能をETAが橋わたし

初心者やこれらの機器に慣れていない人、もしくは、多人数で一つの機器を使う場合等は、ETAを用いて、設定のし易い、使いやすいシステムが出来る事を説明している。

シニアが筆者に「ごめんなさい」と言って帰っていった。

郵便局のATMの使い勝手がわからず「はじめからやり直してください」と言うアナウンスが何回か聞こえた。これは、精神的にもストレスを与えて、ますます上手く操作できなくなってしまう。その人の使いやすいマン・マシンインタフェースをETAで提供して使いやすい、たとえ失敗しても初めからでない、AIによるフレンドリーなATMを作って欲しい。

生まれたらスマホがすでにあった

孫の1歳のNoahもスマホが大好きである。5歳のAkariは、もうアニメの動画サイトやゲームなどの操作が出来る。筆者の昭和時代とは大きな違いを感じる。それに引き換えて、シニアや障がい者は、その文明の利器の利便性において置かれているようである。しかしながら、商業・公共の場でも、デジタル機器の利用は当たり前の様に増加しており、使えない人への配慮が欠けているように思える。操作方法の補助や操作に失敗してもAIが原因を解析して、その人を励ましながら、目的の利用が出来るシステムの実現が「誰一人残さない」ということになるのではないかと考える。

デジタル庁の目標とETA

デジタル庁は「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を」を掲げ、誰でも使えるデジタル社会を築く事」を目標に定めている。すなわち「シニアや障がい者にも使い易い機器操作環境(ユーザーインタェース: UI)やAI(人工知能)により、利用者が望む知識・事物等を見つけ易い仕組み(ユーザーエクスピアレンス:UX)の実現を目指すとの事」である。しかし、一般的な操作方法では、対応が困難であり、個々の支援方法を「マイナンバー」等による「ETA: 支援リクエスト情報」の仕組みを導入する事が、一つの解決になるのではないかと考える。

社会的障壁、公的文章などは全ての人が読んで理解出来るように

「漢字にルビが無い文章では、障がい者を含む人たちにとって、平等の認知度を得られないのではないか」と言われる方も多い。文章は、すべての人の認知できる様な文体としなければならない(デジタル庁の宣言のように)と思い、なんとか改善してほしいと思う。

・社会的障壁が無くなれば、障がい者は障がい者でなくなる。

 海老原博美さんの言葉である。

・知的障がい者のコミュニケーション支援

・ETAのユースケース(22)知的障がい者の社会的活動支援

おわりに

「知的障がい者に対する社会的配慮が欠けている」と言う言葉が筆者の胸にもぐさり。

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