月刊自動認識2023年6月号連載記事
はじめに
今回は、シルバー、障がい者、外国人などの鉄道利用における支援について、現在の状況から未来へ、「こうなると良いなあ」と言う夢も含めて、幾つかの課題を考えてみた。
筆者と鉄道の関係
鉄道大好き少年が、中学生の時に、アマチュア無線の免許を取得し、真空管大好き少年に変わってしまい、真空管の送受信機を作るようになった。しかし、20年位前に、交通カード(Suica等)の日本産業規格(JIS)をJRの関係者と一緒にまとめ上げ、発行することができた事で、最初に思いのあった鉄道に多少貢献することができたと思う。
筆者が妄想気味に想像する未来
筆者も現状の状態での支援を考えたが、どれもこれも、人による支援が一番良いことになるので、思い切って、発想を変えてみた。今回話すことが多く、このユースケースは、次号にしたので、おたのしみに。
視覚障がい者誘導用ブロック
一般の道路や駅の構内、ホームにある、黄色いブロック、これをインテリジェント機能をつけたら、もっと便利になるのではないかと提案している。
ホームドア設置の促進
関東圏の鉄道の運賃が10円値上がりした。その資金で、ホームドアの建設を促進しようと言うことであり、先ほどの黄色いブロックがあっても視覚障がい者のホームからの転落がある事から、是非、速やかにお願いしたい。
ホームドアのIoT化
ホームドアをインテリジェント化することで、駅員さんの代わりにもなる、と言う提案です。
ステーション コンシェルジュ
シニア、障がい者、外国人などの支援する人、又はAIロボットを駅においたら素晴らしい駅になるのでは、と言う提案。
鉄道駅のIT化とETA・AALを用いた支援
今回は、視覚障がい者が駅についてから切符を買うまでの支援を考える。
視覚障がい者が券売機、改札利用の改善
<券売機で切符を買う>
あなたは、駅に入る前に目をつむって、駅の中を思うように歩けますか。
「ETA・AALのユースケース(23)困りごとと解決案
1. 駅の入り口から券売機のルートがわかはない。
2. 空いている券売機が、どこにあるかが分からない、もしくは利用待ちの人の最後尾がわからない。
2. ステーションコンシェルジュのような案内人がいる場合
おわりに
次号でも、鉄道利用の場合の支援について説明する。