月刊自動認識2025年2月号(第45回)の概要

はじめに

盲ろうになりつつある知人が、スマホを耳に押し付けることで、コミュニケーションができることから検査して骨伝導補聴器を使用出来ると良いかと願っている。

・ジェネリック薬品は識別しにくい

薬局でジェネリック薬品をもらったが、以前服用していた薬の形や色も異なるため、シニアなどが誤飲しない為の注意書きが欲しいと提案している。

・鉄道の改札を素通りできる

JR東日本が発表した、Suicaの次世代として「顔パスで改札素通り」は、とても便利であると思われるが、障がい者などの利用の可能性を考えた。

・無記名で使用するSuicaのアプリ

車椅子利用者は、かなりメリットがあると思われるが、歩くより早い通過も考えられることに配慮して欲しい。

・記名で使用するSuicaアプリもあるのか

定期などの記名なので、もし、顔認証によるものなら、処理時間が人の通過時間内におわらなければならないので、実証実験が必要かとおもう。

・「介護の人手不足をIoTでカバーしよう」が上手くいかない問題

介護職にシステムの運用管理を全て任せるのでは無く、機器の設置、利用方法の説明、メンテナンスなどは、専門業者が行うことと、それらの企業の育成が必要である。

・システムを構成する機器が一般機器に比べて高価である。

標準規格を基本としての機器開発では、製品の互換性、接続性、継続性、量産効果による製品の低廉価などが期待できる。

おわりに

映画「わたしのおかあさん」の紹介をしている。知的障がい者の両親を持つ子供が、成長して、それを知るが、その両親の振る舞いが近所の人のこころを変えていく姿を見て、自身が福祉関係の仕事をすることを決心した実際にあった人の物語を映画化したものである。

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