月刊自動認識2024年10月号(第41回)の概要
はじめに
筆者の肺癌の手術の様子と退院までが書かれている。
心電計のコードは無くならないのか
術後、筆者の体には、ドレインチューブや点滴などが着いていたが、最後迄残ったのが心電計であった。心臓の周りに4本のコードが貼りめぐらされており、心電計もポケットサイズでは有るが、寝る時に邪魔になる。また、コードが外れるなどがあり、これが何とか無線で出来ないかと言う提案である。AALで言う、BAN、ボディエリアネットワークが利用出来ると、患者は少し楽になると思う。
データ分析を行う時に考えなければならない倫理とは
1.倫理的判断
「有る行為を行って良いかは、その行為者が属する社会通念や法律ルールに照らして判断する。」とあるが、ローカルなこれらのことは、確かに尊重されなければならないが、インターネットの様なグローバルな社会においての倫理と言う事も考えて行く必要が有ると思う。
2.情報を収集する手段
情報の多くは、ITと関連するものから収集される。街中の監視カメラなどでは、AIによって犯人で無い人の行動もつかむ事が可能である。こうしたプライバシーの問題も配慮する必要がある。次に2つの課題がある。
- 通信の秘密
- 報道の自由
3.目的の倫理性
ビッグデータの取り扱いでは、プライバシーの配慮から人命の尊重、社会的不平等、経済格差を助長するような目的で利用してはならない。
4.OECD(経済協力開発機構)によるAI原則
・AIとは
・機械学習を利用すると、どのような事が可能になるか
・AIの機械学習
- 教師あり機械学習(識別系AI)
- 教師なし機械学習(生成AI)
ディープラーニング
おわりに
2024年8月号の第3図に誤りがあり「喉頭鏡」であることを訂正した。