月刊自動認識2025年12月号(第55回)の概要
はじめに
筆者は東京江戸川区にある「親と子の談話室とぽす」主催の展覧会に時々油絵を出展している。しかし,今回は全身蕁麻疹におそわれ、止まなく写真を加工して出展した。とぽすは,白根良子さんが、当時の校則が厳しく、道端で友と話すことも許されないことから、大人との会話などできる,新しいコミュニケーションの場として作った喫茶店である。まあ,もちろん禁煙である。そして、居心地の良い、コミュニケーションが続けられる場所として地域に根付いている。私たちもどうしたら居心地の良い支援ができるかをとぽすを見習って考えて行きたいと思う。
<あたたかい手ーAAL支援チーム(6)知的障がい者への支援>
1.前月号までのあらすじ
平次とあけみは、古谷真理子が務める知的障がい者施設オリーブで、知的障がい者の基礎的な知識を学んだ後、施設の中を就労支援Bチームの清掃に付き合い乍ら見学することになった。リーダ職員の黒田さんから、知的障がい者とのコミュニケーションの方法を学びながら,彼らについて行くと,ショートステイの部屋のゴミ箱に、滞在者の吐いた汚物があり、就労支援チームBが動揺してしまった。黒田さんの説明でなんとか収まったものの、体調の悪い事が、その時に発見できなかった事に平次は疑問を感じ、対策を会社に戻って、施設に対するこのことの対策提案書の作成を考える事になった。
2.提案書の作成会議
西田取締役が平次、あけみ達を集めて、社内会議を行った。AALシステムの体調管理として、血圧,脈拍などの計測に腕時計型のセンサーを採用するようになったが、知的障がい者が,新しい事が苦手な性質をどのように克服してもらうのかと言う問題から話が始まった。平次の妻の方法案が皆の同意を経て、それをまず,試してみる事で,提案書をまとめることとなった。
おわりに
とぽすと、平次の会社の会議風景を通して。居心地が良くて,コミュニケーションが自由に出来る場所を考えてみた。
就労者の全国最低賃金が時間あたり1,000円をこえたのに、障がい者は、労働ではなくて、訓練なので半額とのことである。筆者にはとても丁寧な清掃をしていると思ったので,不公平だなとおもった。
そのほか、人口減少の中、まだ働ける人が、介護施設に入るのではなく、後継者が居ない商店などで働かせて貰えたら、もっとやる気が出て元気になれるかもしれないと思った。確かに,それを管理するジョブコーチなどは、必要になるが。
