月刊自動認識8月号の概要
はじめに
情報技術で今日便利に使用している、電話、電子メール、音声認識などは、当初、障がい者のために発明、開発されたのである。
視覚障がい者「困難」7割
スマホ、パソコンは、視覚障がい者にとって使い易くなっていない。特に、障がい者の利用に必要な、アクセシビリティなどの初期設定が、一人では出来ないと言う事であった。確かに、初期設定では、何の手助けもない。そこで、ETA機能が、初期に読み込まれ、必要な初期設定が可能になる提案をしている。また、特に企業のホームページなど、スクリーンリーダーで読めない、こともある。でも、良く考えたら、我々のこのホームページも考え直す必要がある事に気づき、対応を検討する事になった。
視覚障がい者に指触覚タッチパネルは、本当に必要ないのか。
この連載で、何回か提案してきたが、筆者には、何の反応も来ない。まあ、この記事が、視覚障がい者に届いていない事もあるが、何とか生かせる事を考えたい。
漢字ルビがなぜ必要か
聴覚障がい者の第一言語は、手話であり、読み書きは、その次となるために、読み易くするためにルビが必要となる。
障がい者を含む全ての人に情報を伝達するシステムが国内では、遅れている。
視覚障がい者によるパソコン・スマホのアプリの設定が困難
アプリによっては、音声読み出しの表示が、小さくて探しにくいものがある。
AALシステムのセキュリティ要件
AALシステムが誤動作した場合、プライバシーや生命に関わる事態も考えられるため、第三者機関が確認、認定するシステムも必要かもしれない。
医療・医薬・福祉・介護分野のAALでの支援
筆者も資格を持つ社会福祉士の病院での支援の概要を述べている。
おわりに
この分野だけでは無いが、少子化により、近い将来、人手が足りない事になることは、明らかであり、IT機器による支援が、どうしても必要になるが、人にフレンドリーなシステムを目指すことが必要である。それと、特に若い医師の患者に対するコミュニケーションの学びの必要性を提案している。