2022年 年頭のご挨拶

2022年 年頭のご挨拶

代表理事 寄本義一

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

ETA・AAL推進協議会を設立して以来、コロナ禍で思うような活動が出来ないでおりましたが、そのような中でもDMMの「新しい街づくり」のオンライン展示会に参出来たことや月刊自動認識への連載などにより、我々の事業にご興味を持ってくださる方を求めることを行う事が出来ました。

今年は、AALに関する国内IEC(国際電気標準化会議)と経済産業省で取りまとめている「ヘルスケアIOT(コンテナフォーマットの標準化)」のセミナーに協力させて頂くことになりました。この標準化は、ウェアラブルセンサー(身体につけるセンサー)が、メーカーごとに異なったデータ出力形式でセンターに送られてきても、センターにそのデータの内容のリファレンスとしてのデータレイアウトフォーマットが格納されてあれば、例えばA社のセンサーのデータが送られてきたときはA社のデータレイアウトフォーマットを参照して、最初のデータは、体温、次は血圧などと照合できる仕組みで、B社ならば、B社のリファレンスのデータレイアウトフォーマットを参照して、データの内容が照合できる仕組みで、既製品の異なるデータ出力形式のセンサーが使われても、このシステムを用いれば、センサーからのデータの活用が出来るというメリットがあります。

このように柔軟なシステムの活用により、来年度以降を見据えて、AALの実証実験などの具体的な活動を行いたと考えております。

今回のコロナ禍では、罹患者の自宅待機や自宅療養を多数の方が強いられることになり、一日に電話連絡程度の症状報告だけという心細いことになっておりました。

今後は、行政などに働きかけて、医療・福祉・介護等の現場と協力しながらAALによる体温・血圧・脈拍・血中酸素濃度などの最低限のバイタル情報の活用を具体的に考えていきたいと思います。

それには、皆様のご協力が是非とも必要です。どうか、この働きにご協力をお願い申し上げて、年頭のご挨拶とさせていただきます。

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